2010　3月　2月　1月　
2009　12月　11月　10月　9月 8月 7月 6月　5月 4月 2月　1月
2008　12月 11月 10月　9月　8月　7月　6月　5月　4月　3月
2007　10月　8月　7月　6月　5月　4月　3月 2月 １月
2006　12月　11月　６月と7月　５月　4月　３月　2月　1月
2005　11月と１２月　10月　9月と8月　5月 4月 3月 2月　１月
2004　１１月と１２月　１０月　9月　8月　７月　６

---

　　2010/05/17

　　今日はちょいと思うところを書いてみます。

なんだか東京に釣られて大阪でも漫画とか規制の論議がどうこうと話があったようです。

他にもテレビで、なんだかよく知らないけれど政治家が、こんな漫画が売られております！

とか言って、エロ作品一つ吊るし上げて、レロレロですよ！ とかしきりに言ってたらしいです。

 

東京の件で、気持ちよくオタクを叩いて、清潔さをアピールしようと思ったのに、思いのほか抵抗が

あったので焦ったのでしょう。　お気の毒な事です。

本当はテレビにでてレロレロとか言いたくなかったでしょうに。

 

そりゃあ、探せばレロレロくらいありますよ。

誰でもトイレには行くけれど、これが私のウンコでございますと人に見せはしないものです。

それに近い傾向の事をテレビで言わざるを得なかった政治家の心中やいかに。

 

　さて、本題ですが、二次元に人が惹かれるのは何故なのか。

その要因の一つは、それがフィクションだからだと思います。

 

　実写のアクション映画でも、人が本当に撃たれて死んでいるのなら、楽しむどころではありません。

フィクションであるという前提で観ているから楽しめます。

 

ところが実写映画の場合、役者には演技の上手さが、映像にはリアリティーが求められます。

フィクションでありながら、リアリティーを求めるというのは、言葉だけ見ると矛盾しているような

気もしますが、誰でも理解できる事なのは言うまでもありません。

フィクションだという事は大前提として理解しつつ、好意的に没頭し、感情移入する。

当たり前の事ですよね。

 

 

　漫画やアニメやゲームなどはもっともっとフィクションです。

実写で役者の芝居が下手だと作品が台無しですが、たとえば初期のドラクエやFFでは

キャラクターの造形は目が点で演技など全くありませんでした。

それでもフィクションであるという前提をより強く置いて、プレイヤーは感情移入して楽しむんです。

「こいつは、まばたきしてない！　生理的におかしいのではないか！？」

とか、言わない約束です。

すなわち、実写映画やドラマよりも、より強く世界を受け入れる準備が必要な

エンターテイメントがゲームや漫画です。　魔法でも超能力でもすんなり受け入れるような柔軟さが、

楽しむ為に必要です。

それさえ出来れば、実写ドラマのように役者の芸名や別の活動でのイメージとか

ありませんから、強く感情移入できます。ゲームや漫画のキャラクターは

その作品のためだけに存在する、すなわちその作品の中で生きていると

捉える事が出来るからです。

それが出来ない人もいるでしょう。　子供っぽいからダメとか。　それは構いませんが、

出来る人を批判するのは筋違いです。

 

　長門は俺の嫁、と私も思います。　でも本当はそんな事思ってないです。

正直に現実と照らし合わせると面白くないから、敢えて真面目な顔をして

感情移入するんです。　

「それはアニメであり、架空の人物である事が理解出来てない！」

とか言う人がいても、無視。　　「分かってるから心配するな」　と

真面目に返したら楽しくないんです。　そういう遊びなのですね。

 

　学者が、最近の若者は架空の世界の女性に惚れ込み、現実の女性に興味を

持てなくなっている！　とか言っていたような気がしますが （あまりに馬鹿馬鹿し過ぎて

その記事を読んでませんが）　目立ちたいから敢えて大げさに嘘付いてるんじゃと疑っています。

現実の異性に興味を持つのは生物の遺伝子の問題ですから、生身が負ける訳はありません。

現実の女性がフィクションに負けているように見えるならば、それは複雑な問題が別にあるからです。

人がフィクションを楽しんでいる最中に、複雑な問題に向き合えと言ってくるのであって、

気が利かないにも程があります。

 

そんな感情移入を、架空と現実の区別が付いてないと騒ぐのは、あまりにも皮相的で、

そう主張する人の知性、もしくは良心を疑わざるを得ないのです。

逃避の心配ならば、それは身近な人のする事であって、社会が逃げ道を潰して解決する際は

よほど慎重でなければなりません。

 

　ところで、エロ方面ですが、実写のアダルトビデオはもちろん芝居ですが、

本当に挿入してるじゃないですか。

良い子ぶる訳ではないですが、私は、この女優さん本音では嫌なんじゃないかなー、

とか、何か事情があってAV女優やってるんじゃないのかなー、とか

ついつい思って現実に引き戻されます。　

二次元コンテンツは100％フィクションという安心感があるから私は好きなんです。

 

　フィクションである事を受け入れる冷静さと、その世界に没頭する事は矛盾しない。

そういう事です。

 

---

　　2010/04/02

　　昨日はエイプリルフールでした。

ネット上の季節のイベントとして、同人ゲーム界ではすっかりおなじみになってますね。

沢山ソフトウェアでも、ネタ成分１００パーセントの、おっぱいハンターしげのりを

公開しました。　見直す時間があまり無かったのもあって、荒い出来だったと思います。

GTYを既に知っている方向けで、初めて来てくださった方には、よく分からない

内容だったと思います。

副題の陵辱邪悪淫蟻地獄は大げさなのですが、ネタだと分かりやすいように

付けておきました。

というのも、そのサイトの普段を知らない方には、ネタか本気かが分かりにくい事が

あると思うので、その対策でした。

いずれもお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

　ホームページの改変やゲームファイルの用意などで、31日の１１時５０分くらいまで

あたふたしておりました。

なんとか間に合って一安心でした。

嘘情報なので、４月１日を過ぎれば撤去されるのが残念ですが、今年も色々と

凝ったものがあったようです。

４月１日を過ぎても、日記などでリンクを残してあるサイトは多いので、

今から探してみても大丈夫かも知れません。

 

　果たして今年もサニーガールさんが脅威のアンテナの鋭さ。

---

　　2010/04/01

　　サイト開設から６年ちかくを経て、ようやく

おっぱいハンターしげのり 〜陵辱邪悪淫蟻地獄〜を

公開する事ができました。

こちらからダウンロードできます。

沢山ソフトウェアがおくる渾身の問題作を是非ご堪能下さい。

 

　ところで、うちの掲示板ですが、ＮＧワードが不便で、私もたまに引っかかって苦労します。

基本的にエロい言葉が入っていると、書き込みが弾かれます。

おっぱいハンターしげのり 〜陵辱邪悪淫蟻地獄〜は、まず「おっぱい」がダメです。

試してないけれど、陵辱とか淫とかもダメだろうなあ。

もしもご感想などを書いて下さる方がいるならば、ご不便おかけして申しわけありません。

 

　さて今日という日は、何故かさっぱり分かりませんが、同人ゲーム界に色々と動きがあるようです。

例年通りだとサニーガールさんが色々とまとめて下さっているので、チェックしてみて下さいね。